試験に受かる記憶術

五感で記憶力を高めよう

長時間勉強してもなかなか暗記できない、覚えたことをすぐに忘れてしまうという場合、もしかしたら勉強法に誤りがあるかもしれません。

 

暗記の基本は、「人の脳にいかに印象付けるか」ですので、いくら長時間勉強しても脳へのインパクトが薄ければ、すぐに記憶から外されてしまいます。

 

では、どうすれば記憶したいことを効率よく脳に印象付けることができるのでしょうか? 

 

もっとも簡単な方法として、五感を使用することがあげられます。

 

たとえば、数字や文字などを、色・大きさ・距離感などの視覚的情報に置き換えて、頭の中にあるイメージを直接描き出すことは、大脳連合野、特に高次視覚野を活性化して脳に刻み込まれます。

 

また、イメージを描き出す時にストーリーを作り出すことも効果的です。

 

特に数字や接続語などの抽象名詞は、具体名詞に比べて覚えにくいため、ストーリーの中で覚える工夫をした方がよいでしょう。

 

ストーリーを作ることは、頭の中で疑似体験するということですから、視覚だけでなく、聴覚・嗅覚・味覚・触覚なども想像することで記憶に残りやすくなります。

 

特にインパクトのある内容は脳に刺激を与えるため、想像力を駆使して覚えやすいストーリーを作成しましょう。

 

歴史上の人物や事件などを覚える時は、具体的説明とともに簡単なマンガを作ってみてはいかがでしょうか。または、その人物や事件に関する映画を見ると、より学習内容への理解も深まるので一石二鳥です。もちろん、イメージだけでなく実体験で五感とともに勉強することも効果的です。

 

たとえぱ、覚えたい内容を声に出して読み上げるということは、聴覚を刺激する勉強方法として日常的に行われています。特に普段使用していない英語を学習する時は、CDに合わせて徹底的に読み上げることで学習効率が大幅にアップします。

 

さらに、先ほど上げたようにイメージとして捉えると記憶力がアップするため、どのようなシーンでその英単語を使用するのか、実際に旅行先で英会話をしているような感覚の中で勉強すると効果的です。

 

ひたすら書いて覚えるというのも、触覚を使用した方法であり効果的ですが、同じ単語を1日中書いたとしても、記憶は時間とともに失われます

 

1回の勉強量よりも毎日継続的に繰り返し覚えた方が記憶力は高まるため、英単語を覚える時は、1つ1つの単語を覚え切ることにこだわらず、たくさんの英単語をどんどん書いて、同じことを毎日繰り返した方がよいでしょう。

 

このように五感を利用するほど脳は活性化され、記憶力は高まります。物覚えが悪いという方は、ぜひ五感を利用した勉強方法を試してみてください。