試験に受かるための記憶術

画像や図式を活用しよう

受験勉強というと、とにかく暗記しなくてはならないというイメージがある方も多いと思いますが、文字の羅列だけをただ追っていてもあまり頭に入りません。

 

知識を体系化して覚えるためには、画像や図式などを利用して視覚化することが大切です。脳には色や形など画像的な記憶を司る視空間メモリーがあり、視覚的・空間的なイメージとして物事を保存することができます。

 

教科書や参考書に記載されている画像や図式をそのまま記憶してもよいですが、文章となっている部分も分かりやすいように図式にすると、まとめて記憶することに役立ちます。

 

分かりやすく図式にしようとすると、曖昧だった部分も整理されて理解力も高まりますし、脳内の刺激にもなります。参考書の中には、「図式で覚える○○」という本も販売されているので、文字の羅列が苦手という方は図式の多い参考書を選ぶことをおすすめします。

 

ちなみに、視空間メモリーを最大限活用した写真的記憶術という勉強法があります。写真的記憶術では、画像や図式だけでなく、文字の羅列である教科書やノートのページも、1枚の写真のように記憶することができるため、歴史の年代などが問題に出たら、ノートをめくるような感覚で脳内に記憶した年表ページを思い出すことができます。

 

しかし、写真的記憶術を行うためには文字を瞬間的に覚える必要があり、無意味と思われる単語でもそのまま記憶する必要がありますが、認知心理学の実験によると、一般の人は無意味な単語をそのまま思い出すことはほとんど不可能という結果が出ています。

 

それよりは、具体的な物や生き物、風景などの方が遥かに覚えやすく、単なる文字の羅列として覚えるよりは、画像や図式に変換してから覚えた方がより記憶力を高めます。

 

しかし、地理や生物はともかく、英単語や漢字など文字をそのまま覚えなくてはならない場合もあります。そのような場合は、覚えたい単語を大きな紙に書き出して、自室の壁やトイレのドアなど、日常的に目につく場所に貼り付けると脳内に記憶されやすくなります。

 

ただし、英単語や漢字は視覚で覚えるよりも実際に書いたり音読したりした方が記憶に残りやすく、数学の公式もとにかく使用して慣れることが大切ですので、写真的記憶術というのは、一般の人にとってあくまで補助的な記憶方法と言えます。

 

ちなみに、写真的記憶術の能力は自律神経の訓練などで鍛えることができますが、時間と根気が必要となるため、受験期間中にはおすすめできません。

画像や図式を活用しよう関連ページ

記憶力に悪い食べ物とは?
記憶にいい食べ物もあれば、悪い食べ物もあります。知っているだけでも日頃から意識するようになりますよ。
集中力を高める栄養とは?
日頃から栄養をしっかりとれば、脳の働きはすばらしくよくなります。また集中力は記憶力を高めるのに不可欠ですので、どんな栄養が集中力をたかめているのか?
記憶力に良いサプリメント
普段の食生活では補えない栄養もあります。ときには、サプリメントで栄養補給して毛細血管を強化したり、脳細胞を作ることをおすすめします。
運動しながら記憶しよう
健康のためにも適度な運動がひつようですが、記憶力をよくするためにも運動は不可欠です。体の血流をよくするだけでなく、脳内の血流量も増え、脳は活発になるのです。
集中力と記憶力
勉強で大切なことは、集中力です。集中力がないときは、何をやってもだめですね。集中力の高め方をご紹介します。
記憶力の仕組み
脳の記憶のメカニズムで面白いところは、記憶したものが必要でないものと脳が判断したとき、その情報は、ゴミ箱へ削除される仕組みになっているのです。
漢字の覚え方
ややこしい漢字や難解な漢字もたくさんあり覚えるのにひと苦労ですね。一度に何度も書いて覚える、というようなことは最も非効率なことです。
英語の覚え方
英語が苦手なひとは、単語の覚え方が間違っていることが多いです。覚えたのに忘れ、結局”英語は難しい”と放り投げるのです。ちゃんと覚え方、というものがあります。
ストレス解消で記憶力アップ
ストレスは何事もうまくいかなくするものです。ストレスのない状態に意識的にすると記憶力もよくなります。