試験に受かるための記憶術

ストレス解消で記憶力アップ

 

勉強中にイライラすると、集中力が低下して勉強があまりはかどらなくなります。軽いプレッシャーやストレスは、気持ちを勉強に向かわせるやる気スイッチとなりますが、ストレスが過剰に蓄積されると、筋肉が収縮して全身の血流が悪くなって脳の働きが低下します。

 

また、コルチゾールやアドレナリンなどのストレスホルモンも血管を収縮させる作用があるため、脳への栄養不足・酸素不足を促進します。

 

特にすべての記憶力を司る大脳辺縁系の海馬は、酸素不足とストレスに弱いという性質があり、ストレスに晒されることで神経細胞に損傷を与えて記憶力を低下させます。

 

そのため、勉強中はストレスのないリラックスした状態で集中することが大切ですが、リラックスしながら集中することはフロー状態と呼ばれており、精神的にも肉体的にも人間が最も高いパフォーマンスを実現できる状態であるといいます。

 

たとえば、ランナーのウサイン・ボルト氏が100m走で世界新を出した時、走る直前にも関わらずウサイン・ボルト氏の顔はにこやかでした。また、ピアノを弾く時や速聴・速読を行う時、山登りを行っている時など、高度な集中を必要とする時は多くの方がフロー状態へと突入しています。

 

中には、フロー状態に入ることを目的としている方もおり、瞑想などで得られる快感もフロー状態であるといわれています。

 

心理学者のチクセントミハイによると、フロー状態に入るためには「明確な目的」「専任と集中」「意識的感覚の低下」「時間的感覚の消失」「即座な反応」「能力と活動バランスの均衡」「状況を制御している感覚」「活動に価値を感じている」という8つの条件が必要であるといいます。

 

このうち、ストレスがなくリラックスした状態というのは「意識的感覚の低下」にあたり、顕在意識よりも無意識に近い状態、α波の出ている状態ということができます。8つの条件はいずれも日常的に実現できる状態であり、集中力が欠けている時も8つの条件に照らし合わせて、どこに問題があるのか考えることができます(たとえば、学習意欲が湧かないとは「活動に価値を感じている」の欠如といえます)。

 

といっても、集中力を維持するためにすべての条件を満たす必要はありませんので、まずはストレスを溜めない勉強法について考えてみてはいかがでしょうか。

 

ストレスが溜まりやすい人の特徴には「何事も後回しにする癖」がありますが、そのような生活習慣を見直すこともストレス解消には必要です。

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