試験に受かる記憶術

睡眠が記憶力を左右する

受験生というと、徹夜で夜食を食べながら勉強しているというイメージがありますが、睡眠時間を削って勉強することは、あまり良い勉強法ではありません。

 

というのも、脳は睡眠中に一日の情報を整理しており、その日起きたことや覚えたことを脳に深く刻みます。そのため、徹夜をするとその日に暗記した内容が脳に刻まれないため、通常よりも忘れやすくなります。

 

テスト前に徹夜で勉強すると、確かに翌日のテスト時間までは記憶力が継続し、良い成績を出す可能性はありますが、徹夜で覚えたことは長期的には記憶に留まらないため、日常的な勉強法としてはおすすめできません。

 

また、睡眠不足になるとストレスが蓄積されますが、ストレスは脳の機能低下を招くだけでなく、免疫力の低下を引き起こすため、体調悪化により風邪を引いて勉強できなくなるなど、かえって勉強の足を引っ張ります。

 

そして何より、睡眠不足になると日中にとても眠くなります。眠いのを我慢して一通り勉強を行っても、集中力の低い時間帯は記憶力が低くなるため、ほとんど何も覚えずにただ時間だけを浪費することになります。

 

このように、睡眠不足は脳の機能低下を招くため、受験生の場合は特に注意が必要です。少なくとも毎日6〜7時間半は睡眠時間を確保し、起きている時間帯になるべくたくさん記憶するよう、生活スタイルを改めましょう。

 

しかし中には、7時間半寝ても睡眠が不足し、日中に眠くなってしまう方も多いと思います。日中はもともと体内時計の関係から5〜15分程度昼寝をした方がよいとされていますが、それでも眠いという場合は、睡眠の質に問題があると考えられます。

 

睡眠時間と記憶力が関係するからといって、たくさん眠れば記憶力がアップするというわけではなく、睡眠の質も記憶力に対して大きな影響を与えています。

 

睡眠の質を高め、脳が最大源活動できるように導くための方法としては、いくつかの方法が考えられます。

  • 寝る前に副交感神経を高めて脳をリラックスさせる
  • 寝る3時間前に食べ物を口にしない
  • 寝る前にストレッチを行うなど

 

そして副交感神経を高める方法としては、

  • 適温のお風呂に入る
  • アロマオイルを使用する
  • 心地よい音楽を聴く
  • 寝る前にインターネットをしないこと

などがあげられます。

 

 

睡眠の質が高まると、同じ時間寝ても朝の爽快感が違います。朝は一日の中でも特に脳が活性化している時間帯なので、スッキリした朝を迎えたら軽く勉強してみてはいかがでしょうか。